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日本代表 2週間前

サッカー日本代表、中国代表戦予想スタメン全選手紹介&フォーメーション。久保建英、三笘薫、伊東純也の共演は?

シリーズ:日本代表予想スタメン&フォーメーション text by 編集部 photo by Getty Images

MF:遠藤航

日本代表MF遠藤航
【写真:Getty Images】

生年月日:1993年2月9日(31歳)
所属クラブ:リバプール(イングランド)
24/25リーグ戦成績:1試合0得点
日本代表通算成績:62試合3得点

 日本代表のキャプテンは今季、クラブチームで苦しい時期を過ごしている。ユルゲン・クロップの後任としてリバプールの監督に就任したアルネ・スロットのもと、遠藤航はここまでのプレミアリーグ3試合で数分しかピッチに立っていない。

 しかし新指揮官が守備的MFに求めるタスクが前任者と異なっているだけで、遠藤の能力に衰えが見えているわけではないはずだ。その証左に、8月11日に行われたラス・パルマス戦とのトレーニングマッチで、遠藤は攻守に重要な役割を担った。

 データサイト『FotMob』によると、タックル成功率は100%、パス成功率は94%。チャンスメイク数は「2」で、ハーヴェイ・エリオットに次ぐチーム内2位の値を記録している。欧州トップレベルの実力者は、最終予選の初戦でも確実にキャプテンマークを巻くだろう。

MF:久保建英

日本代表MF久保建英
【写真:Getty Images】

生年月日:2001年6月4日(23歳)
所属クラブ:レアル・ソシエダ(スペイン)
24/25リーグ戦成績:4試合1得点
日本代表通算成績:35試合4得点

 久保建英は昨シーズンに引き続き、チームの攻撃を牽引する働きを見せている。しかしチームの状況は深刻で、ラ・リーガ4節を終えた段階で12位と振るわない。ロビン・ル・ノルマンやミケル・メリーノが退団してから、レアル・ソシエダは最適な戦い方を見出せず苦労している。

 そんな中、久保は右ウイングとして状況を打開すべく、積極的なドリブル突破を見せ、さながら孤軍奮闘の様相を呈している。8月24日に行われたエスパニョール戦では相手選手を2人引き付けながらペナルティエリア内に侵入し、得意の左足を振り抜いてネットを揺らした。

 日本代表における久保は中央で起用されるケースも見込まれ、伊東純也が復帰した今、インサイドハーフの位置に入るだろう。対人戦に強いMF李源一(リ・ユアンイ)が中国代表の中盤で起用されると見られるが、ラ・リーガの荒波に揉まれる久保ならば対処できるはずだ。

MF:守田英正

日本代表MF守田英正
【写真:Getty Images】

生年月日:1995年5月10日(29歳)
所属クラブ:スポルティングCP(ポルトガル)
24/25リーグ戦成績:4試合0得点
日本代表通算成績:34試合3ゴール

 まだゴールやアシストこそないものの、守田英正はポルトガル1部リーグで出色のクオリティを示している。ここまでの4試合すべてに先発出場を果たしており、とりわけ8月23日のファレンセ戦では攻守にわたって大車輪の働きを見せた。

 データサイト『FotMob』によれば、この日の守田はタッチ数「98」を誇り、パス成功率は92%を記録。アタッキングサードへ11回もボールを供給した。さらにチーム内トップタイの守備アクション数をたたき出し、インターセプトにボールリカバリー、鋭いタックルと、セントラルMFとして理想的なスタッツを残している。チームは5-0で大勝したが、間違いなく守田は中心選手のひとりだった。

 日本代表においてもこのゲームメイカーの存在は不可欠で、中国代表戦ではスタメンに名を連ねるだろう。

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