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毎年サッカー界を賑わす移籍市場は、世界はもちろん日本でも盛り上がりを見せる一大行事だ。多くのファンが一喜一憂するこの期間は、その年のクラブの成績を左右する大事な時期となる。今回は、先日閉幕した夏の移籍市場で的確な補強を成功させたJ1クラブをランキング形式で紹介する。(文:Nobuya Akazawa|J1全部見るマン)
10位:アルビレックス新潟
【IN】
• 橋本健人[徳島/新加入]
【OUT】
• 森璃太[福岡/期限付き]
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アルビレックス新潟には特に大きな動きがなかった。チームとしての完成度が高い分、入れ替わりが少ないのは納得だ。しかしその中で手薄だったポジションがサイドバック(SB)だった。
徳島ヴォルディスから加入した橋本健人はすぐにフィットしてみせた。27節のアビスパ福岡戦で新天地デビューを果たした彼のパフォーマンスは驚くものだった。起点を作り出すのはもちろんのことながら、相手をしっかりと待てるプレス耐性も持ち合わせる。ゆえにボールを受けることにビビらずにプレーすることができるので、周囲の選手にパスコースを創出しながら、時間とスペースを貯金することができる選手だ。出ずっぱりだった堀米悠斗と藤原奏哉の控えに留まらない存在となるかもしれない。
最終ラインでは、稲村隼翔も台頭した。YBCルヴァンカップとリーグ戦を戦い抜くだけのメンバーは揃っている。的確でピンポイントな補強とともに圧倒的な完成度を誇るアルビレックス新潟。ここからさらに上にいくために、選手を休ませながら最大出力を維持してシーズンを戦い抜きたい所だ。