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「スロットの天才」リバプールMF遠藤航、同僚MFの充実でスタメン奪回は厳しい状況に?「無敗スタートの要因」【海外の反応】

text by 編集部 photo by Getty Images

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ライアン・グラフェンベルフ

【写真:Getty Images】

スロット指揮下で大活躍の選手

 イングランド・プレミアリーグ第3節、マンチェスター・ユナイテッド対リバプールの試合が現地時間1日に行われた。試合はリバプールが3-0で勝利している。英メディア『THE FALSE9』は現地時間3日に、開幕から最高のパフォーマンスを見せているMFライアン・グラフェンベルフの充実ぶりについて報じていた。

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 プレミアリーグは世界各地で行われる代表チームの試合のために中断期間に入った。新シーズンは始まったばかりであるものの、アルネ・スロット新監督を迎えたリバプールは見事開幕3連勝を達成。さらに、いずれも無失点と好調のパフォーマンスを維持している。

 非常に好調なチームの中でも、特に輝いているのがMFグラフェンベルフだ。同メディアは、「スロットの(指揮下の選手として)天才グラフェンベルフが傑出した選手として頭角を表し、遠藤航を上回る活躍を見せた。スロットのシステムに彼がより適していることを証明しており無敗スタートの要因だ。ユルゲン・クロップはオランダ人選手よりも遠藤を好んでいたが、スロットの到着後、夏の間に遠藤の序列は下がった」と、新監督の就任によってグラフェンベルフがスタメンの座を掴んだことを強調していた。

 また、「スロットのシステムは、中盤での落ち着きと効率性を重視しており、ユルゲン・クロップが好む直接的なスタイルとは一線を画している」と、クラブの戦い方が変化していることを述べた上で、「遠藤航は堅実なMFではあるものの、グラフェンベルフほどの技術力と適応力はない。遠藤の強みは仕事量と守備への貢献度にあるが、深い位置からプレーをコントロールしたり、最終ラインで試合に影響を与えたりする能力はまだ発揮できていない。スロットが中盤でのコントロールと流動性を維持しようとしている中、グラフェンベルフのスキルセットは彼を好ましい選択肢にしている」と、グラフェンベルフと遠藤の特徴を比較した上で、新監督のもとでは前者の方が適していることを指摘している。

 もっとも遠藤が完全に出番を失ったわけではないことも言及しており、「9月中旬から11月上旬にかけて直面する過酷なスケジュール(44日間で14試合)はチームの層の厚さを試すことになるだろう。この過酷なスケジュールは、これまで控え選手だった遠藤航などの選手の出場時間が長くなる可能性が高いことを意味する」と、過密スケジュールが迫る中で、遠藤の出番も増える可能性が高いことを示唆していた。

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【了】

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