フットボールチャンネル

「もし契約していたら…」カイセドは遠藤航と同じ運命だった?新生リバプールでは苦戦必至か「争奪戦に勝てなかったのは幸運」

text by 編集部 photo by Getty Images

リバプール最新ニュース

チェルシーのモイセス・カイセド
【写真:Getty Images】

リバプールは昨夏、モイセス・カイセドの獲得に動いていたが…

 リバプールは昨夏、当時ブライトンに所属していたエクアドル代表MFモイセス・カイセドの獲得を目指していた。最終的に獲得に失敗したが、もし獲得に成功していた場合、アルネ・スロット監督のもとでは出場機会に恵まれなかったかもしれない。ジェームズ・ピアース記者が語ったと、英メディア『アンフィールド・セントラル』が報じた。

U-NEXTがプレミアリーグ全試合独占配信!
無料トライアル登録で1,200ポイントもらえて
初月1,400円で観られる今すぐここからサッカーパックに加入![PR]

 

 リバプールは昨夏の移籍市場でカイセドの獲得に動いたが、英国史上最高額となる移籍金1億1500万ポンド(約216億円)を提示したチェルシーとの争奪戦に敗れている。そして急遽、リバプールはシュトゥットガルトから移籍金1600万ポンド(約30億円)で日本代表MF遠藤航を獲得し、リバプール前監督のユルゲン・クロップ氏のもとで活躍した。しかし、昨季終了後にクロップ氏が退任し、スロット監督に代わったことで、遠藤の出場数は減少している。

 ただ、カイセドの獲得に成功していた場合、カイセドもスロット監督の戦術に合わなかった可能性があるようだ。ピアース記者は「先週、リバプールの関係者と話をした。もし、リバプールが昨夏にカイセドと契約していたら、狭いスペースでプレーでき、プレスに強く、高いテクニックを持ち、ライン間のスペースを見つけるのが得意な選手という点で、スロットが求めている選手像に彼は本当にフィットしていたのだろうか?と言われたよ。つまり日曜日にライアン・フラフェンベルクがやったような事だ」と語っている。

 この発言を踏まえ、同メディアは「カイセドは昨季、チェルシーで非常に苦戦し、シーズン後半まで自分の居場所を見つけられなかった。当時リバプールはプレミアリーグの移籍金記録を塗り替える覚悟でいたことを考えると、カイセド獲得の争奪戦に勝てなかったのは幸運だったと言えるだろう。もちろん、クロップ監督のもとではもっと良い成績を残せたかもしれないが、スロットが指揮を執るようになった今、節約できたお金だと言える」と報じた。

プレミアリーグをおトクに観るならU-NEXTに今すぐ登録


【関連記事】
遠藤航の順位は? リバプールの最新年俸ランキング1〜10位
【リバプール・分析コラム】なぜ遠藤航の序列が下がったのか。新監督が求めるアンカー像とは
もう見たくない…。リバプールで嫌われすぎた選手6人

【了】

KANZENからのお知らせ

scroll top
error: Content is protected !!