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トリッピアーはトルコへ?
ニューカッスルに所属するDFキーラン・トリッピアーは、トルコのクラブに移籍する可能性があるようだ。8月29日にはイングランド代表からの引退を発表していたサイドバックだったが、果たして移籍市場の最終盤に、新たな国への挑戦を選ぶのだろうか。イギリスメディア『Sky Sports』が現地時間2日に報じた。
トリッピアーは、ニューカッスルの副キャプテンを務める33歳。両サイドバックを務めることができるポリバレント性と、右足から放たれる正確無比なキックが魅力のいぶし銀だ。しかし、今季はプレミアリーグの開幕3試合のうち、先発出場は1試合に留まり、残りの2試合では、9月のUEFAネーションズリーグに参加するイングランド代表に初招集された、21歳のDFティノ・リブラメントが先発出場。世代交代が進められている。
同メディアによれば、トリッピアーが代表を引退したのは、「チームでレギュラーとしてプレーすることを切望しており、残り少ない現役生活において、クラブでのキャリアを最大限に生かすことに集中するため」と説明されている。そのため、出場機会を求めて移籍する可能性が示唆されている。関心を示しているのはトルコのフェネルバフチェ、ベジクタシュ、エユプスポルと、サウジアラビアのアル・イティハドの4クラブとみられた。
同メディアは、「サウジアラビアの移籍期限は9月2日までとなっており、移籍の可能性は低そうだ」と伝えていた通り、実際、アル・イティハドへの移籍は実現せず、サウジアラビア挑戦の線は消えた。一方、トルコの移籍市場は13日まで開かれており、上記の3つのクラブのいずれかへの移籍の可能性が残されている。移籍先のあるクラブが、年俸を全て負担する条件が付随する買い取りオプション付きレンタル移籍を、すでにニューカッスル側に問い合わせた模様で、今後の状況が引き続き注視される。
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