2位:ティロ・ケーラー(ドイツ代表)
生年月日:1996年9月21日(27歳)
推定年俸:483万ユーロ(約7.7億円)
23/24リーグ戦成績:4試合0得点0アシスト(ウェスト・ハム)、15試合1得点1アシスト(モナコ)
モナコで2番目に高い給料を受け取っているのはDFのティロ・ケーラーで、年俸は483万ユーロ(約7.7億円)だ。
ケーラーはシャルケの下部組織で育ち、2016年にブンデスリーガデビューを果たした。その後順調に成長を続け、2018年夏にパリ・サンジェルマン(PSG)へ移籍し、スター軍団の一員となった。母親がブルンジ出身でフランス語に精通していたケーラーは、すぐにトーマス・トゥヘル監督体制で3バックの一角を任されて存在感を放ち、データサイト『transfermarkt』における市場価値は2019年に3500万ユーロ(約56億円)に達した。
しかし、2022年7月にPSGでクリストフ・ガルティエが監督に就任すると構想外となり、同年夏にウェスト・ハムへ移籍。プレミアリーグでは1年目こそコンスタントに出場していたが、2年目は控えに甘んじ、2024年1月にモナコへ期限付き移籍をした。
リーグアンに戻ってきたケーラーは、すぐにセンターバックのレギュラーに定着し、モナコはシーズン終了を待たずに完全移籍オプションを行使して獲得した。ケーラーは完全移籍が決まったあと、「自分のスタイルに合っていたことも大きかった。チーム哲学の恩恵を受けている。加入当初は試合勘を取り戻すのに苦労したけど、いったん慣れてきたら良いパフォーマンスができたと思う」と、手応えを語っていた。