8位:クレパン・ディアタ(セネガル代表)
生年月日:1999年2月25日(25歳)
推定年俸:300万ユーロ(約4.8億円)
23/24リーグ戦成績:26試合0得点2アシスト
2021年1月にベルギーのクラブ・ブルッヘからモナコにやってきたセネガル代表のクレパン・ディアタは、300万ユーロ(約4.8億円)の年俸を受け取っている。
ディアタは2020/21シーズン前半戦にクラブ・ブルッヘで衝撃的な活躍を見せた。しなやかなボディコントロールから大胆なドリブル突破を繰り出して相手DFを翻弄し、ベルギー1部リーグで冬までに10得点を記録。この活躍に目を付けたモナコが1670万ユーロ(約26.7億円)の移籍金で獲得した。
ただ、リーグアンではなかなかこの存在感を発揮できずにいる。2022/23シーズンはリーグ戦で4得点4アシストとそれなりの結果を残したが、2023/24シーズンはリーグ戦26試合に出場したものの、得点はなく、アシストも2つのみだった。
この攻撃面の不振には、はっきりとした理由もある。戦術的な柔軟性が高いディアタは、チーム事情に合わせてポジションを変えることがあり、2023/24シーズンは負傷者が出た影響もあってサイドバックとしての起用が多かった。本職の右ウイングでは、マグネス・アクリウシェの台頭もあり、ディアタはゴールから遠い位置でプレーすることが増えている。
ディアタ本人は、クラブ公式メディアのインタビューで、攻撃的なポジションが好みではあるものの、チームのために貢献することを優先していると語っており、様々なポジションで起用されることに不満を示すことはない。