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【J1第29節まとめ】サンフレッチェ広島が首位浮上!FC町田ゼルビアは劇的ドローも2位に後退

text by 編集部 photo by Getty Images

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2024明治安田J1リーグ第29節
【写真:Getty Images】

終了間際のエリキのゴールで町田がドローに持ち込む

 2024明治安田J1リーグ第29節の4試合が31日に各地で開催された。今日の試合が終わった段階で、FC東京に勝利したサンフレッチェ広島が首位に浮上。FC町田ゼルビアは浦和レッズを相手に劇的ドローに持ち込むも、トップの座を明け渡している。サガン鳥栖に勝利した湘南ベルマーレは、暫定ながら降格圏をさらに遠ざけた。

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 18時開始の町田対浦和は、劇的な展開により引き分けに終わっている。先制点を挙げたのは浦和の関根貴大。セットプレーのチャンスに、大久保智明がファーサイドへ浮き球のパスを供給すると、関根がフリーの状態でボレーシュートを放つ。これがゴール左隅に突き刺さり、アウェイチームが先手を打つ。このあと1点ずつ取り合い、浦和の勝利に終わるかと思われたが、ラストワンプレーで町田のエリキがネットを揺らし、最終スコア2-2で決着した。

 18時半キックオフの広島対FC東京はホームチームが粘り勝つ結果となった。2シャドーの一角に入ったトルガイ・アルスランのハットトリックにより、広島が63分までに3点をリードする。しかしアウェイのFC東京もこのまま引き下がらず、猛烈な追い上げを見せる。79分に小柏剛がネットを揺らすと、後半アディショナルタイムには仲川輝人の鋭いセンタリングからオウンゴールを誘発。わずかな時間で可能性を感じさせたが、FC東京の反撃はここまで。広島が逃げ切った。

 19時開始の鳥栖対湘南は、拮抗した展開をアウェイチームが制している。20分を回った段階で湘南がシュート2本、鳥栖が1本。両チームともに攻めあぐねていたが、31分に鈴木章斗がこぼれ球に詰め、湘南に先制点をもたらした。このあと鳥栖は後半に1点を返すが、途中交代の福田翔生がすぐさま湘南の勝ち越しゴールを挙げる。鳥栖は清武弘嗣らが最後までクロスを積極的に放り込んだが、湘南の守りを崩せなかった。

町田ゼルビア 2-2 浦和レッズ
サンフレッチェ広島 3-2 FC東京
柏レイソル 2-3 東京ヴェルディ
サガン鳥栖 1-2 湘南ベルマーレ
ジュビロ磐田 – 横浜F・マリノス※台風10号の影響で延期
名古屋グランパス – アルビレックス新潟※台風10号の影響で延期
京都サンガF.C. – 鹿島アントラーズ※台風10号の影響で延期
セレッソ大阪 – ガンバ大阪※台風10号の影響で延期

 なお、名古屋対新潟は9月18日に実施が決定している。

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【了】

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