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【写真:Getty Images】
アイルランド代表GKクィービーン・ケレハーの将来は果たして
欧州5大リーグにおける今夏の移籍市場が現地時間30日をもって終了した。リバプールはマーケットの序盤こそ動きがなかったが、最終的にはジョージア代表GKギオルギ・ママルダシュビリら2人の選手獲得を発表。30日に行われた記者会見で、アルネ・スロット監督がチームのGK陣営について言及した。公式サイトが報じている。
ママルダシュビリは完全移籍でリバプールに渡るが、今季は前所属のバレンシアでレンタル加入選手としてプレーする。23歳のジョージア代表は、来季以降のプレミアリーグで活躍する見込みだ。
昨季、チームのファーストGKであるアリソンが怪我で離脱したとき、出色の活躍を見せたのはアイルランド代表の25歳だった。とりわけ今年2月25日に行われたチェルシーとのカラバオカップ決勝で、ケレハーは再三にわたるシュートストップを見せた。
そんな「控え」GKのケレハーに対し、この日の会見に集まった記者団から「彼は将来について決断を下す必要があるか」を問われた。これに対し、スロット監督は以下のように答えている。
「そうかもしれないが、決断しなければならないのは私たちも同じだ。選手だけの問題ではない。リバプールのようなクラブに所属するのであれば競争は不可欠だし、良い選手がたくさん必要だ。ママルダシュビリはクラブの将来を長く担う選手だし、私は今いるGKたちには本当に満足している。ヴィテ(ヴィテツラフ・ヤロシュ)やアリ(アリソン・ベッカー)に対してもね。だからGKに関しては今のところ、そして長期的にはいい状態にある」
なお、スポーツメディア『ジ・アスレチック』が30日に報じたところによると、ノッティンガム・フォレストが選手+現金でケレハー獲得を試みたが、リバプールはこのオファーを拒否したという。今季も同選手の出番はアリソンのコンディション次第かもしれないが、昨季の活躍を振り返れば、転がってきたチャンスは確実にものにできるだろう。正念場だ。
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