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中山雄太らが代表に復帰

　日本サッカー協会（JFA）は29日、来月行われるFIFAワールドカップ26アジア最終予選（3次予選）に臨むサッカー日本代表のメンバーを発表した。代表に復帰したFW細谷真大、DF中山雄太、FW三笘薫について、サッカー日本代表の森保一監督がコメントしている。

　
　森保監督は、AFCアジアカップカタール2023以来の招集となった細谷について、「得点に期待したい。得点に至るプロセスとして、背後に抜ける動きであったり、ポストプレーのクオリティーも上がってきている」と評価し、「守備の部分でもチームに貢献して欲しい」と、パリ五輪（パリオリンピック）2024でクオリティーを証明したFWへの期待を述べた。

　また、今夏にハダースフィールド・タウンFC（23/24シーズンにイングランド3部に降格）からFC町田ゼルビアに完全移籍し、6シーズン振りにJリーグの舞台に復帰した中山については、「大怪我を負った中、サッカー選手としてプレーできているところ。所属チームがなかなか決まらなかったが、町田で幸せを感じながら、喜びを感じてプレーしていると思っている」とコメントした。さらに、「長期離脱している中、代表としてプレーできるコンディションなのか注視して見させてもらった」と語り、「日々見えていない所で努力しているのがJリーグを見てわかった」と、約1年振りとなる代表復帰の理由を明かした。

　細谷と同じく、AFCアジアカップカタール2023以来の招集となった三笘について、指揮官は、「世界選抜のような中でプレーしていることは、日本人として誇りだ」とプレミアリーグで活躍する日本人選手達を称賛。「プレシーズンからコンディションをチェックしていた。4バックにしても3バックにしても、左サイドで得点に絡む。そしてチャンスメイクすることを期待している」と、約7か月振りの代表復帰となったアタッカーについて言及している。