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「満場一致のバス戦術」中国代表、W杯アジア最終予選の日本代表との試合では一発逆転を狙う?「思考は統一されている」

text by 編集部 photo by Getty Images

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最終予選に進んだ中国代表
【写真:Getty Images】

中国代表の目論見とは

 カナダ、米国、メキシコで共催される2026年のワールドカップ・アジア最終予選の組み合わせ抽選の結果、中国は日本と同じC組に入った。中国メディア『捜狐』は現地時間28日に、9月に控えているアジア最終予選の初戦である日本戦において、中国代表が狙っている戦術について報じている。

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 中国代表を指揮するブランコ・イバンコビッチ監督は、前回大会のアジア最終予選でオマーン代表を率いて日本代表に勝利した名将だ。同メディアは、「今チームを率いているのはブランコ・イバンコビッチ監督であり、初戦の相手は日本代表。そして監督は依然として
森保一氏だ」と、前回大会の経験が中国代表として臨む今回の大会でも活きるであろうことを指摘。

 そして、「監督の戦術は非常に明確で、依然として守備的なカウンターアタック戦術を採用している。それは代表選手へのインタビューからもはっきりと感じられる。帰化人ストライカーのフェルナンジーニョは、トレーニングの焦点は守備と素早いカウンターにあり、日本チームと対戦する際にはこれを念頭に置くと言及していた」と、日本戦ではチームがカウンターを主軸に置いた戦い方を採用するのが濃厚であると伝えている。

 また、「サッカー代表チームの英断。彼らは満場一致でバス戦術を選択した」と言葉を続け、「日本のような強豪チームを相手に、代表チームがボールを持って攻撃を仕掛けようとすれば、それは死を求めるのと同じだ。日本戦では、監督も選手も非常に明確で、守備からのカウンターを基本に、失点を少なくして勝つというチーム全体の意識の統一性が高い。結局のところ、終盤では得失点差が試合の勝敗を左右することも少なくない」と、得失点差での勝ち上がりを考慮すると、日本相手には守備的な戦い方で臨むのは問題ないどころか、適切な取り組み方であることを強調していた。

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【了】

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