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マッツ・フンメルスのレアル・ソシエダ入りは破断？

　ドイツ人DFマッツ・フンメルスが、レアル・ソシエダからのオファーを断ったようだ。スペインメディア『as』が、現地時間28日に報じた。フンメルスは、ドルトムントからの退団が発表されて以降、去就は不透明な状況であり、今後の動向に関心が集まっている。

　35歳のフンメルスの新天地には、これまでにボローニャやRCDマジョルカなどが候補に挙がっていたが、経験豊富なDFは、レアル・ソシエダ入りを決断。すでに、日本代表MF久保建英が在籍するクラブと、1年間の契約に加えてもう1年の延長オプションが付随した契約内容で合意に至っており、残すは契約書にサインをするだけだと、複数のスペインメディアが伝えていた。しかし、状況は一変したという。

　同メディアは、「フンメルスの父親でもある代理人が、28日にソシエダの関係者に対して、個人的な問題により、『今シーズンは、プレーしない』と伝えた」と報じた。さらに、「28日になって、フンメルスが、最終的な提案を受け入れず、イマノル・アルグアシル監督のチームでプレーしないと通知したため、サン・セバスティアンに本拠地を置くクラブは、困難な状況に直面している」と伝えている。

　さらに、「フンメルスはフリーであるため、登録枠に空きがあれば、いつでもソシエダと契約することは可能だ。しかし、個人的な問題が解決できるかは不明で、今季は全くプレーしない可能性もあり、1月になっても状況が変わらない場合は、引退を考えることもあり得る」と見解を示している。フンメルスの個人的な問題については、具体的には明かされてはいないものの、今夏に久保の同僚になることはなくなったようだ。