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久保建英はモハメド・サラーの後釜に適任？

　レアル・ソシエダに所属する日本代表MF久保建英は、エジプト代表FWモハメド・サラーが移籍した場合にリバプールが獲得に動くと噂される補強候補の一人だ。スペインメディア『フィカジェス』が、アルネ・スロット監督の戦術に久保がフィットするとの見解を示している。

　久保は2019年6月にFC東京からレアル・マドリードへ完全移籍したが、トップチームで1試合も出場することなく、マジョルカやビジャレアル、ヘタフェへ期限付き移籍した。そして、2022年7月にレアル・マドリードからソシエダへ完全移籍すると、開幕戦のカディス戦で初ゴールを決める。さらに、昨季もジローナ戦で2年連続の開幕戦ゴールを決め、最終的に公式戦41試合で7得点5アシストを記録。ソシエダの主力選手として活躍していたが、今季のラ・リーガ第2節で先発落ちを経験。それでもエスパニョール戦では、途中出場から決勝点を決めていた。第3節のデポルティーボ・アラベスでは再び先発に復帰し、フル出場を果たしている。

　サラーの契約は2025年6月に終了するため、リバプールと契約延長しなければ今季が契約最終年となる。サウジアラビアのクラブが同選手に関心を示しており、以前から移籍が噂されていた。同メディアによると、リバプールはラ・リーガでサラーの理想的な代役を探しており、久保が最有力候補になっているという。同メディアは「リバプールが久保に興味を持っているのは偶然ではない。スピードと技術力を備えたこの日本人選手は、今季のプレミアリーグで最初の2試合で2勝を挙げたスロットの指導の下で、チームのプレースタイルに完璧にフィットするだろう。さらに、彼の若さと潜在能力は長期的な投資に向いている。ソシエダは久保を手放す意向を示していないが、リバプールが正式なオファーを出すと決めた場合、同選手の6000万ユーロの契約解除金が決定要因となる可能性がある」と報じた。