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セルヒオ・ラモスはサウジアラビア行き確定？

　セビージャを退団し、フリーとなっているスペイン人DFセルヒオ・ラモスの新天地候補に、サウジ・プロフェッショナルリーグのアル・オルーバが浮上している。スペインメディア『ESTADIO DEPORTIVO』が、現地時間27日に報じた。S・ラモスの去就は不透明な状況であり、今後の動向に関心が集まっている。

　38歳のS・ラモスは今夏、正式にセビージャからの退団が発表されて以降、これまでにアメリカやトルコ、そして、サウジアラビア行きの噂が伝えられている。最も可能性が高いと見られていたFWクリスティアーノ・ロナウドが所属するアル・ナスルは、パリ・サンジェルマンDFミラン・シュクリニアルの獲得が目前に迫っていることから、S・ラモスの加入の確率は、低くなったと考えられる。そこで、新たなサウジアラビアのクラブが候補に挙がっているようだ。

　同メディアは、「アル・ナスルがS・ラモスの獲得競争から撤退し、今ではサウジアラビアでの移籍先は一つに絞られた」と報じ、「セビージャ出身のDFを説得しようとしている別のクラブがある。昇格したばかりのアル・オルーバだ。すでに、バルセロナにも所属したFWクリスティアン・テージョやバーンリーのMFヨーハン・ベルク・グズムンドソンの加入を発表している。それだけでなく、現在はS・ラモスのようなスター選手の獲得を目指している」と伝えている。

　S・ラモスは、サウジアラビアの移籍市場が閉まる9月2日まで、より良い条件のオファーを待つ意向のようだ。レアル・マドリードやスペイン代表DFで数々のタイトルを獲得してきたDFの新たな所属先は、未だに確定していないが、サウジアラビアに活躍の場を移す見込みが高まっている。S・ラモスの決断に注目だ。