フットボールチャンネル

Jリーグ→海外の最高額は? 日本人歴代移籍金ランキング1位。約9億円! 日本史上最高の天才

シリーズ:日本人移籍金ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

海外日本人選手 最新ニュース

欧州各国リーグは、2024/25シーズンに向けた準備を始めている時期で、今夏も様々な移籍市場の動きがある。シーズン途中のJリーグから有力選手が引き抜かれることが多いのもこの時期だ。今回は、Jリーグから海外へ移籍した日本人選手の中で、その移籍金が高額だった選手をランキング形式で紹介する。※移籍金や市場価値、スタッツは『Transfermarkt』を参照。順位が並んだ場合は同サイトの表示順位に準拠。

1位:小野伸二(おの・しんじ)


【写真:Getty Images】

生年月日:1979年9月27日
移籍先:浦和レッズ→フェイエノールト(オランダ)
移籍日:2001年7月1日
移籍金:550万ユーロ(約8.8億円)

JリーグはDAZNが全試合独占配信!
通常より1270円お得に観るならDMM×DAZNホーダイ[PR]

 日本サッカー史に残る天才MF小野伸二は、2001年夏に浦和レッズからオランダのフェイエノールトに移籍した。移籍金は550万ユーロ(約8.8億円)とされている。

 開幕戦に途中出場していきなりアシストを記録した小野は、オランダの名門ですぐにレギュラーポジションを獲得した。ピッチの中央で華麗なボールタッチを見せてゲームを彩り、ゲームメイカーを務めた。

 2001/02シーズンのフェイエノールトは、UEFAカップ(UEFAヨーロッパリーグの前身)でも躍進した。小野は決勝のボルシア・ドルトムント戦でアシストを記録し、チームの優勝に貢献している。また、準々決勝のPSV戦でのエピソードも有名で、PK戦でキッカーを務めた小野がリフティングでペナルティースポットに向かう様子は注目を集めた。本人にとっては特別な意図があった行為ではないものの、極限の緊張感の中で見せたリラックスした様子がチームに好影響を与えたという声もあった。

 2006年に浦和に復帰した小野は、ケガによる離脱もあって、さらに大きな金銭が動くような移籍はなかった。それでも、フェイエノールトにとっては移籍金に見合う価値のある補強になったことは確かなはずだ。

【関連記事】
Jリーグ→海外の最高額は? 日本人歴代移籍金ランキング1〜10位 全選手紹介
Jリーグ→海外の最高額は? 日本人歴代移籍金ランキング2位
Jリーグ→海外の最高額は? 日本人歴代移籍金ランキング3位

【了】

KANZENからのお知らせ

scroll top
error: Content is protected !!