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メンバー発表間近! 今こそサッカー日本代表に呼ぶべき10人。ワールドカップ最終予選にオススメしたい男たち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

MF:鈴木唯人(すずき・ゆいと)

【写真:Getty Images】

生年月日:2001年10月25日
所属クラブ:ブレンビー(デンマーク)
24/25リーグ戦成績:6試合0得点1アシスト

 パリ世代を代表する逸材も、そろそろ日本代表で重要な役割を担うべき時を迎えているのかもしれない。

 デンマークでの鈴木の活躍ぶりは圧倒的だ。2023/24シーズンのリーグ戦では26試合に出場して9得点8アシストをマーク。今年5月には、デンマークメディア『Bold.dk』が欧州列強クラブによる鈴木への関心の高さを報道。マンチェスター・シティやリバプール、トッテナムといったプレミアリーグの強豪に加え、レアル・ソシエダ、シュトゥットガルト、アヤックス、ナント、パルマら計12クラブがスカウトを派遣していたことを伝えた。

 絶妙なファーストタッチ、テクニカルかつダイナミックなドリブル、チャンスを確実にモノにするシュートテクニックと、鈴木は攻撃的なポジションの選手に求められる能力を高いレベルで備えている。今年6月のワールドカップ・アジア2次予選では第2次森保ジャパンに初招集。2022年1月以来、およそ2年半ぶりの日本代表復帰となった。

 所属するブレンビーが派遣に難色を示したこともあり、鈴木はU-23日本代表の一員としてパリ五輪(パリオリンピック)を戦うことができなかった。だが、すでに鈴木の目は2026年のワールドカップ(W杯)に向けられているはずだ。後に振り返った時、今回のアジア最終予選が「鈴木が森保ジャパンの中核となるターニングポイントだった」と評されていても何ら不思議ではない。

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