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メンバー発表間近! 今こそサッカー日本代表に呼ぶべき10人。ワールドカップ最終予選にオススメしたい男たち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

DF:高井幸大(たかい・こうた)

高井幸大

【写真:Getty Images】

生年月日:2004年9月4日
所属クラブ:川崎フロンターレ
2024リーグ戦成績:16試合2得点1アシスト

 パリ五輪(パリオリンピック)でU-23日本代表の最終ラインを任された高井幸大も、日本代表入りの資格が十分にある選手と言えるだろう。

 高井のプレーぶりからは、19歳という若さが全く感じられない。良い意味で“図太さ”があり、相手のプレッシャーを受けても冷静に対処することができる点は大きな魅力だ。また、所属する川崎フロンターレの自己紹介欄でも述べているように、高井が好きな選手はフィルジル・ファン・ダイク。対人プレーの強さやビルドアップの技術の高さといった高井の特長は、世界最高峰のセンターバック(CB)と通じるものがある。

 今回のワールドカップ・アジア最終予選では、日本代表の主力CBである冨安健洋の招集が極めて難しい状況にある。ひざの負傷によって今夏のプレシーズンを棒に振ると、プレミアリーグ開幕戦でもベンチ外。イギリスメディア『スポーツモール』は今月21日、冨安の負傷状況について「現在回復中だが、9月中旬までは復帰できない見込みだ」とリポートしており、まずはアーセナルでの実践復帰が優先されることになりそうだ。

 アジア最終予選のメンバーに高井が選ばれる可能性は決して高いとは言えない。ただ、10代の“和製ファン・ダイク”が冨安不在の穴をカバーするというストーリーにロマンを感じるファンは少なくないだろう。

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