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メンバー発表間近! 今こそサッカー日本代表に呼ぶべき10人。ワールドカップ最終予選にオススメしたい男たち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

DF:大畑歩夢(おおはた・あゆむ)

大畑歩夢

【写真:Getty Images】

生年月日:2001年4月27日
所属クラブ:浦和レッズ
2024リーグ戦成績:17試合0得点1アシスト

 日本代表の左サイドバック(SB)事情を踏まえると、今回のワールドカップ・アジア最終予選では大畑歩夢の招集に期待してもいいかもしれない。

 アジアカップ・準々決勝でイラン代表に敗れた後、森保ジャパンはワールドカップ・アジア2次予選で4-2-3-1システムと3-4-2-1システムを併用してきた。だが、両システムで最終ライン左のポジションを任されてきた伊藤洋輝が今年7月に右足中足骨を骨折。ドイツメディア『スカイスポーツ』は離脱期間を2~3カ月と報じており、今回のアジア最終予選には招集できない。

 3バックの場合は左に町田浩樹を配置する形が想定されるが、戦術の幅を確保するためにも4バックの準備はしておきたいところ。そうなると、攻守にわたる貢献が期待できる左SBが必要になってくる。これまでの実績を重視すれば中山雄太が招集される確率が高いが、パリ五輪(パリオリンピック)でU-23日本代表の左SB として3試合に出場した大畑にも十分チャンスがある。

 大畑は、パリ五輪で再三にわたって自身の特長である積極的なオーバーラップを披露。強度が高いアジア最終予選の戦いにおいては、球際の強さや豊富なスタミナといった長所も生きるだろう。純粋な左SBが不足している現在の日本代表で、大畑が輝きを放つ可能性はある。パリの大舞台で世界レベルを実感した23歳は、日本代表で戦う準備を整えているはずだ。

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