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「最優先で補強」選手登録に苦しむバルセロナが2季連続でポルトガル代表DFのレンタルを目指す!? 希望する契約内容とは?

text by 編集部 photo by Getty Images

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バルセロナに所属するポルトガル代表DFジョアン・カンセロ
【写真:Getty Images】

バルセロナが再びジョアン・カンセロのレンタルを希望

 バルセロナは、マンチェスター・シティが保有するポルトガル代表DFジョアン・カンセロを買取オプション付きのレンタルでの獲得を目指しているようだ。スペインメディア『MUNDO DEPORTIVO』が、現地時間22日に報じている。カンセロは、2027年6月30日まで契約を結んでいるものの、今後の去就は不透明な状況となっている。

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 30歳のカンセロは、23/24シーズンはバルセロナにレンタル移籍。主戦場とするSBの出場だけでなく、ウィングの位置でもプレーし、公式戦42試合の出場で4ゴールと5アシストを記録した。現在では、保有元であるシティに復帰しているが、カンセロ自身はバルセロナでのプレーを継続したいという意思を持っていると伝えられている。

 同メディアは「最近、UDアルメリアの有望なSBでパリ五輪(パリオリンピック)2024の金メダルメンバーであるマルク・プビルについて話題になっていたが、実際にはバルセロナが最優先で補強を目指しているのは、カンセロだ」と伝えた。さらに、「バルセロナは再び、テクニックのある攻撃的なSBを確保しようと努めており、比較的安い金額で完全移籍することができる、買い取りオプション付きのレンタル契約を実現できると考えている」と報じている。

 『MUNDO DEPORTIVO』よれば、SLベンフィカの下部組織出身のSBには、サウジ・プロフェッショナルリーグのクラブから金銭面で魅力的なオファーが届いているという。しかし、カンセロ自身は、30歳の今でもバルセロナで重要なタイトルを争う能力を持ち合わせていると考えており、サウジアラビアのようなレベルの低いリーグに移るのは、時期尚早と感じているようだ。MFイルカイ・ギュンドアンのシティへの復帰が目前に迫っており、バルセロナは現在、このプレミア王者と接触していると考えられるが、カンセロの希望通りに事は進むのだろうか。

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【了】

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