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【写真：Getty Images】
チェルシーの今後はどうなる
チェルシーに所属する、イングランド代表FWラヒーム・スターリングは背番号を剥奪されて戦力外通告を受けるなど、今夏退団する可能性が高まっている。英メディア『Football Insider』は現地時間23日に、今後クラブ内で内紛が起きる可能性を指摘していた。
スターリングは、開幕戦のマンチェスター・シティ戦ではベンチ外となっており、今夏退団が濃厚とみられていた。そんな中、チームを率いるエンツォ・マレスカ監督はスターリングについて、「私は正直でいようと努めている。シティ戦の前にラヒームと話した。彼が我々のチームで出場時間を得るのは困難であり、それが（ベンチ外となった）理由だ」というコメントを残している。
また、追い打ちをかけるように、「ペドロ・ネトは、シティ戦で着用していた背番号19から、今シーズンの残り試合で背番号7に変更することになる」と、スターリングが背負っていた7番を新選手に与えることを発表していた。
一方でスターリングはベンチ外となった開幕戦の後に、「これまで通り、チェルシーとファンのために最高レベルのパフォーマンスを発揮することに全力を尽くす」と声明を出して、クラブに将来に対する説明を求めていることを強調していた。
同メディアは、「反乱が始まるとチェルシーのスター選手20人以上が声明を出す可能性がある」と題して、衝撃的な声明でクラブを激しく非難したスターリングに関して、エバートンの元会長キース・ワイネス氏が同情的なコメントを残したことを紹介している。
「もしそのような発言をした選手がいたら、普通はトラブルメーカーとみなされていただろう。しかし、今回の件では、私は彼に同情するしかない。今後もこのような発言が20件ほど出てくるだろう。チェルシーにとっては本当に恥ずかしい状況だ。これはチェルシーが人々や専門家を尊重していないことを示している。彼らは物事をまったく間違ったやり方で進めているだけだ。スターリングはこれまでチェルシーで5人の監督の下でプレーしてきた。安定性や連携がないのに、どうして最高のプレーを期待できるだろうか」
そして、「チェルシーの環境は完全に（選手に対して）敵対的であり、今シーズンは高いパフォーマンスを生み出すことはない」と、異常な環境になりつつあるクラブは、今季も良い成績を残すことができないだろうと指摘していた。
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