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「前向きな人間として記憶されたい」余命1年と宣告された、名将エリクソン氏が語った内容とは?「良い人生を送った」

text by 編集部 photo by Getty Images

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【写真:Getty Images】

スベン・ゴラン・エリクソン氏が語った内容とは?

 今年1月に末期のすい臓がんを患っていることを公表したイングランド元代表監督のスベン・ゴラン・エリクソン氏が、『Amazon Prime』の自身のドキュメンタリー番組内で、現在の心情を語っている。その内容をイギリスメディア『METRO』が、現地時間21日に報じた。

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 エリクソン氏は、2002年と2006年のFIFAワールドカップでイングランド代表監督を務めたことに加えて、2010年のFIFAワールドカップではコートジボワール代表を指揮した。クラブでは、SLベンフィカやSSラツィオなどでリーグタイトル獲得に導いている。76歳のエリクソン氏は、「長くても余命1年」と告げられており、『Amazon Prime』が23日に、スウェーデン人の名将に関するドキュメンタリー番組の公開を予定している。

 番組内でエリクソン氏は、「私のことを『自分ができることはすべてやろうと努力した前向きな人間』として記憶されたい」と語り、「悲しみではなく、笑顔と共にね。コーチたち、選手たち、観客の皆さん、すべてに感謝している。素晴らしい時間だった。皆には、自分と人生を大切にして欲しい。そして、それを楽しんで欲しい」とメッセージを送った。

 さらに、「私は、良い人生を過ごした。私たちは誰もが、死を迎える日を恐れていると思うが、死は人生の一部だ。それをありのままに受け入れることを学ばなければならない。願わくば、最後に『エリクソンはいい人だった』と言って欲しいものだが、誰もがそう話してくれるわけではないだろう」と死期が近づいているエリクソン氏は率直に述べている。また、不倫問題など、プライベートのスキャンダルもあったが、「私は犯罪を犯したわけではない。セックスは私たちにとって人生の良いものの一つだ」と語っている。

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