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Jリーグ 3か月前

鹿島アントラーズ、須貝英大の試行錯誤は続く。「J1でどう変わったのか」盟友からの興味にも「悔しいっていうか…」【コラム】

シリーズ:コラム text by 元川悦子 photo by Getty Images

チームは勝利も不完全燃焼。「まだまだ足りない」

 そして1−1で迎えた終盤にはキャプテン・柴崎岳も登場した。89分にはその柴崎の精度の高い右CKを植田直通が頭で合わせ、鹿島は辛くも2−1で逆転勝利。ベスト8に駒を進めた。フル出場した須貝も勝利に貢献し、甲府の仲間たちにポジティブな印象を残せたのではないか。

 鹿島にとっても、シーズン終盤にかけて安西、濃野と須貝をSBで併用していけるようになれば理想的だ。7月24日のブライトン戦の須貝のパフォーマンスを見れば、それだけのポテンシャルは十分あるはず。その底力を彼にはどんどん発揮してほしいものである。

(取材・文:元川悦子)

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【了】

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