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夏の移籍でどう変わった? J1クラブ市場価値ランキング1〜10位。第1位はサンフレッチェ広島【2024年最新版】

シリーズ:クラブ市場価値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

3位:横浜F・マリノス

横浜F・マリノスの西村拓真
【写真:Getty Images】

監督:ジョン・ハッチソン
J1リーグ順位:6位
総市場価値:1755万ユーロ(約28億800万円)
最高額選手:アンデルソン・ロペス(200万ユーロ/約3億2000万円)

 横浜F・マリノスの総市場価値は1755万ユーロ(約28億800万円)で、J1リーグで3位となっている。

 横浜FMは、6月24日時点の総市場価値が1760万ユーロ(約28億1600万円)で、夏の移籍市場でほぼ変動がなかった。ただ、市場価値110万ユーロ(約1億5400万円)の西村拓真がスイス・セルヴェットへの期限付き移籍を終えて復帰を果たした。同選手は今月17日の川崎フロンターレ戦で復帰後初得点を決めただけでなく、前線からのプレスも効果的で、横浜FMに必要な要素を与えている様子だ。そのほかには、20歳のトーゴ代表MFジャン・クルード(40万ユーロ/約6400万円)も加入している。

 一方で、ナム・テヒ(70万ユーロ/約1億1200万円)と吉尾海夏(40万ユーロ)がそろって済州ユナイテッドFCに移籍するなどしたため、総市場価値の変動は大きくなかった。

 シーズン序盤はAFCチャンピオンズリーグ(ACL)もあって過密日程に苦しみ、リーグ戦でも苦戦した横浜FMは、7月にハリー・キューウェル監督との契約を解除し、ヘッドコーチを務めていたジョン・ハッチソンが暫定指揮官となった。その後、リーグ戦4試合を戦って3勝1敗という結果で順位を上げているが、総市場価値3位という戦力を考えれば、これまでの不振が異常事態であり、本来の強さを取り戻しつつあると言えるだろう。

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