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夏の移籍でどう変わった? J1クラブ市場価値ランキング1〜10位。第1位はサンフレッチェ広島【2024年最新版】

シリーズ:クラブ市場価値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

5位:浦和レッドダイヤモンズ

浦和レッズの伊藤敦樹
【写真:Getty Images】

監督:ペア=マティアス・ヘグモ
J1リーグ順位:10位
総市場価値:1725万ユーロ(約27億6000万円)
最高額選手:サミュエル・グスタフソン(300万ユーロ/約4億8000万円)

 J1リーグの市場価値ランキング5位は浦和レッズだ。総市場価値は、1725万ユーロ(約27億6000万円)である。

 浦和は6月24日時点の総市場価値が2213万ユーロ(約35億4080万円)で、J1トップだった。しかし、そこから急激に減少している。

 原因は主力選手の放出だ。市場価値250万ユーロ(約4億円)のオラ・ソルバッケンが期限付き移籍終了に伴ってイタリアのローマに復帰(その後エンポリへ)し、同180万ユーロ(約2億8800万円)のアレクサンダー・ショルツがカタールのアル・ワクラへ移籍した。さらに、同150万ユーロ(約2億4000万円)に伊藤敦樹がベルギーのヘントへ、同60万ユーロ(約9600万円)の酒井宏樹がオーストラリアのオークランドFCへ移籍した。

 ベルギーのクラブ・ブルッヘから23歳の本間至恩を、オーストリアのザンクト・ペルテンから21歳の二田理央を、それぞれ完全移籍で獲得するなど、将来性のある若手を迎えた。しかし、現時点の市場価値は本間が70万ユーロ(約1億1200万円)、二田が15万ユーロ(約2400万円)で、このランキング上でのインパクトは小さい。

 リーグ序盤はJ1でダントツの総市場価値を誇っていた浦和だが、夏の移籍市場で大きく順位を下げている。それでも現在の10位という順位に対して総市場価値は5位であり、まだまだ順位を上げなければファンは納得しないだろう。

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