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夏の移籍でどう変わった? J1クラブ市場価値ランキング1〜10位。第1位はサンフレッチェ広島【2024年最新版】

シリーズ:クラブ市場価値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

7位:鹿島アントラーズ

鹿島アントラーズの三竿健斗
【写真:Getty Images】

監督:ランコ・ポポヴィッチ
J1リーグ順位:3位
総市場価値:1663万ユーロ(約26億6080万円)
最高額選手:鈴木優磨(220万ユーロ/約3億5200万円)

 J1リーグの総市場価値ランキング7位は、1663万ユーロ(約26億6080万円)の鹿島アントラーズだ。6月24日時点ではリーグ3位だったが、夏の移籍市場などの影響で4ランクダウンとなっている。

 その最大の要因は、佐野海舟の放出だ。ドイツのマインツへ移籍したMFは、市場価値が150万ユーロ(約2億2000万円)だった。そのほかに、垣田裕暉(70万ユーロ/約1億1200万円)が柏レイソルへ、松村優太(50万ユーロ/約8000万円)が東京ヴェルディへ、土居聖真(35万ユーロ/約5600万円)がモンテディオ山形にそれぞれ移籍した。

 一方で、ベルギーのルーヴェンから三竿健斗(75万ユーロ/約1億2000万円)、スコットランドのハーツから田川亨介(55万ユーロ/約8800万円)が加入した。また、ターレス・ブレーネル(60万ユーロ/約9600万円)をウクライナのFCルフ・リヴィウから期限付き移籍で獲得しており、それぞれのポジションを補強している。

 加入した3選手の市場価値合計が190万ユーロ(約2億6600万円)であるのに対し、放出した選手の市場価値合計が305万ユーロ(約4億2700万円)というのが影響して、鹿島はこのランキングでは順位を下げた。今夏の移籍が、シーズン後半戦にどのような影響を与えるのかに注目だ。

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