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結局ステップアップなし!? 移籍噂も動きがない欧州日本人選手5人。移籍市場閉幕までに決まるのか

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

FW:古橋亨梧(ふるはし・きょうご)

セルティックに所属するFW古橋亨梧

【写真:Getty Images】

生年月日:1995年1月20日
所属クラブ:セルティック(スコットランド)
24/25リーグ戦成績:2試合0得点1アシスト

 2021年夏にヴィッセル神戸からセルティックに完全移籍した古橋は、スコットランドでの4シーズン目を迎えた。2022/23シーズンにはスコティッシュ・プレミアシップ得点王の称号を獲得。頼れるエースとしてセルティックのリーグ3連覇に大きく貢献してきた。

 29歳の古橋にとって、ステップアップのために残された時間は限られている。これまでも移籍先候補として複数クラブの名前が挙げられてきたが、なかでも現実味があるのはセルティックで指導を受けたアンジェ・ポステコグルー監督が率いるトッテナムだろう。今年7月には、イギリスメディア『TBR』がトッテナムの古橋獲得の動きについて伝えており、いよいよ新天地への移籍が実現するかに思われた。

 だが、古橋は先発出場した今季のリーグ戦第2節のハイバーニアン戦で75分に肩の痛みを訴えて途中交代。今月18日にスコットランドのタブロイド紙『デイリー・レコード』が報じたところによると、古橋の負傷は想定よりも重傷の模様で、手術を受ける必要があるという。

 セルティックのブレンダン・ロジャーズ監督によると、古橋は4か月ほど戦線を離脱する可能性がある。復帰タイミングを考慮すると、今夏の移籍実現も難しくなりそうだ。不運な負傷によって、古橋のステップアップの機会は閉ざされてしまうことになるのだろうか。

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【了】

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