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フォーカス 4週間前

結局ステップアップなし!? 移籍噂も動きがない欧州日本人選手5人。移籍市場閉幕までに決まるのか

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

MF:旗手怜央(はたて・れお)

日本代表MF旗手怜央

【写真:Getty Images】

生年月日:1997年11月21日
所属クラブ:セルティック(スコットランド)
24/25リーグ戦成績:2試合1得点0アシスト

 旗手怜央は、所属クラブ側から移籍の機会を阻止されることになるかもしれない。

 2021年冬に川崎フロンターレからセルティックに完全移籍した旗手は、いまやチームの絶対的な主力となっている。今月4日に開幕したリーグ戦では、ここまで2試合連続で先発出場。開幕節のキルマーノック戦では早速ゴールも決めた。チームも開幕2連勝と好調で、旗手共々リーグ4連覇へ向けて視界良好だ。

 セルティックで替えの利かない選手へと成長した反面、旗手は新天地へとステップアップしにくい状況に陥っている。スコットランドメディア『Glasgow World』は13日に「セルティックが移籍市場で批判を浴びる悪夢のような6つのシナリオ」と題した記事の中で旗手の去就について言及。「問答無用の悪夢になる」と、旗手の退団に警鐘を鳴らした。

 同メディアは「レオ・ハタテはレスター移籍の可能性が報じられている」と伝えたうえで、セルティックが退団を容認すべきではないと主張。旗手と共に中盤で抜群の存在感を放っているマット・オライリーの名前も挙げつつ「今夏に中盤の主力2人を売却することはできない」と、クラブに引き留めを求めた。

 セルティックでの4シーズン目を迎えた旗手。26歳という年齢を踏まえると、もうそろそろステップアップをしたい時期だろう。移籍が容認されるとすれば、セルティックが納得せざるを得ないような大金を支払ってでも旗手を獲得したいクラブが現れたときか。

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