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リバプールは再三オファーを提示するものの…
リバプールによるバレンシアGKギオルギ・ママルダシュビリの獲得交渉が難航している。移籍の障壁となっているのは、本オペレーションに関係するリバプール以外の2クラブ、バレンシアとボーンマスの動向だ。スペインメディア『Relevo』が現地時間20日に報じた。
UEFAユーロ2024(EURO2024)での活躍により、今夏の移籍市場で注目を集めているママルダシュビリ。13日には、リバプールが他のクラブに先んじてオファーを提示したことが伝えられたが、今回『Relevo』は、「リバプールはバレンシアの要求に従い、移籍金の固定額を増額することでママルダシュビリへのオファーをアップさせた。その固定額は現在3000万ユーロ(約48億円)以上で、オプションなどを含めると、バレンシアのピーター・リム会長が要求していた4000万ユーロ(約64億円)に迫るものだ」と報じている。
しかし、「バレンシアサイドからの返答は、今のところない」模様。というのも、同メディアによれば、「バレンシアは、この取り引きにおいて、可能な限り利益を引き出すために、条件をより引き上げた“逆オファー”を出すことを検討している」ようだ。そのため、さらなる交渉が必要な可能性もあるという。そして、リバプールが獲得した場合、移籍1年目は、ボーンマスにレンタルされることになっているため、守護神を探す中堅クラブのボーンマスが、この交渉の遅延を許容できるかはわからない。
同メディアは、「一刻も早くGKを獲得したいボーンマスが、ママルダシュビリの代役を探し始めたことで、ボーンマスにママルダシュビリを貸し出し、2025年6月30日からリバプールが獲得する、という一連の流れが暗礁に乗り上げている」と、決して安くはない500万ユーロ(約8億円)のレンタル料を払うことになるボーンマスの事情により、このオペレーションが物別れに終わる可能性も伝えている。
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