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冨安健洋の負傷離脱はアーセナルにとって大打撃だが…

　プレミアリーグ第1節、アーセナル対ウルヴァーハンプトン・ワンダラーズの試合が現地時間16日に行われ、アーセナルが2-0の勝利をおさめた。しかし、アーセナルに所属する日本代表DF冨安健洋は負傷により欠場。それでもアーセナルは同選手の復帰を急いでいないと、英メディア『ワンフットボール』が報じている。

　冨安は昨季公式戦30試合に出場し2得点3アシストを記録。主に左サイドバックのポジションでプレーし、シーズン終盤には4試合連続でフル出場を果たしていた。ウクライナ代表DFオレクサンドル・ジンチェンコなどと激しいポジション争いを行い、主力の座を掴みつつあったが、今季はプレーシーズン中の怪我で出遅れている。冨安は開幕戦を欠場し、その試合でジンチェンコが左サイドバックとして起用されていた。また、負傷離脱していたオランダ代表DFユリエン・ティンバーがジンチェンコとの交代で途中出場を果たしている。

　アーセナルを率いるミケル・アルテタ監督は、冨安が復帰までには数週間かかると予想しており、早くても9月以降になることを示唆していた。早期復帰が期待されるが、同メディアは「冨安の欠場はアーセナルにとって大きな打撃だが、同クラブは彼の長期的な健康がチームの守備の安定に不可欠であることを認識しており、彼の回復を急がないよう慎重だ」との見解を示している。

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