15位:ノッティンガム・フォレスト
【写真:Getty Images】
監督:ヌーノ・エスピーリト・サント(2年目)
23/24リーグ戦成績:9勝9分20敗(17位)
15位には、昨シーズン17位というギリギリの順位でプレミアリーグに残留したノッティンガム・フォレストを予想した。
残留ラインが40ポイントと言われている中で、32ポイントで残留できたのはラッキーだったと言ってよいだろう。シーズンが異なれば降格していた可能性も十分にある。しかし、実際の実力的にはもう少し勝ち点を稼いでおり、PSR(収益性と持続可能性に関する規則)違反により4ポイントの勝ち点はく奪があった。
勝ち点はく奪がなくても36ポイントだったことを踏まえれば降格候補に挙げても良いかもしれないが、開幕時点ではプレミアリーグに残留すると予想している。というのもCBのムリージョやトップ下のモルガン・ギブス=ホワイト、左WGのカラム・ハドソン=オドイら主力が軒並み残留しており、昨シーズン穴埋めに苦労したブレナン・ジョンソンのような戦力的なマイナスがない。
ようやくプレミアリーグを戦う上でスカッドがまとまりつつあり、昨シーズンにリーグ最多となる22失点を喫したセットプレー対策の一環でフィオレンティーナから195cmの大型CBニコラ・ミレンコビッチを獲得。主力を維持した上で、このような弱点を補う補強を進めており、2年連続での勝ち点はく奪などのペナルティがなければプレミアリーグに残れると予想した。