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日本と韓国はどっちが上? アジア人の歴代移籍金ランキング11〜20位。クラブに高く評価されたのは?

シリーズ:移籍金ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

19位:南野拓実(日本代表)

南野拓実
【写真:Getty Images】

生年月日:1995年1月16日
移籍先:リバプール(イングランド)→モナコ(フランス)
移籍金:1500万ユーロ(約24億円)
23/24リーグ戦成績: 30試合9得点6アシスト

 フランスのモナコでの3シーズン目を迎えようとしている日本代表の南野拓実が、リバプールから加入した際に発生した移籍金(1500万ユーロ/約24億円)が19位にランクインした。

 2014/15シーズンの冬にオーストリアのザルツブルクで海外挑戦をスタートさせた南野が欧州の舞台でスポットライトを浴びたのは、加入して実に6シーズン目のことになる。2019/20シーズンのUEFAチャンピオンズリーグでアンフィールドに乗り込んだザルツブルクは3−4と惜敗したものの、その試合で見せた南野の1ゴール1アシストの活躍は、そのわずか2か月後にリバプールへ加入するきっかけとなった。

 現在もエースとして君臨するモハメド・サラーをはじめ、サディオ・マネ、ロベルト・フィルミーノの3人で形成されるフロントスリーが絶対的な存在となっていた当時のリバプールにおいて、南野はリーグ戦では思うような出場機会が得られなかったが、2021/22シーズンには、EFLカップで5試合に出場し4得点、FAカップでは4試合に出場し3得点をあげる活躍を見せ、国内カップ戦の2冠に貢献した。

 それでも、主力として定着できなかった南野が選択したのは次なる挑戦だった。フランスのモナコに移籍をした南野は、加入1年目こそリーグ戦18試合の出場に留まったが、翌シーズンのアドルフ・ヒュッター監督就任を機に、水を得た魚のように躍動。そのシーズンで記録したリーグ戦30試合の出場に加えて、9得点6アシストという数字は、チームのリーグ戦2位という成績に大きく貢献した。

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