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シリーズ:移籍金ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

11位:エルドル・ショムロドフ(ウズベキスタン代表)

エルドル・ショムロドフ
【写真:Getty Images】

 
生年月日:1995年6月29日
移籍先:ジェノア(イタリア)→ローマ(イタリア)
移籍金:1960万ユーロ(約31.3億円)
23/24リーグ戦成績:22試合3得点3アシスト


 ウズベキスタン代表の歴代最多得点者でもあるエルドル・ショムロドフがセリエAのジェノアからローマに移籍した際の移籍金(1960万ユーロ/約31.3億円)が11位にランクインした。

 2014年に母国のウズベキスタンでプロデビューを飾ったショムロドフは、各国のリーグ戦での2桁得点を機にステップアップを遂げている。ウズベキスタンでは2016年にリーグ戦で2桁得点をあげる活躍を見せると、2017/18シーズンにロシア・プレミアリーグのロストフで海外挑戦をすることになる。

 加入後2年間ではリーグ戦5得点と思うような結果を残せていなかったが、3年目の2019/20シーズンにはリーグ戦28試合に出場し11得点と、ここでも2桁得点を記録すると、翌シーズンには欧州5大リーグのひとつであるセリエAへの挑戦権を手にした。2019年はウズベキスタン代表の活動でも得点を量産しているショムロドフは、14試合で13得点という数字とともに国を背負うエースとしてもその実力を証明していた。

 シーズン途中の加入ということもあり、イタリアのジェノアでは多少適応に苦しんだ様子もあったが、終盤戦で記録した6試合で5得点という活躍が同じ国内の強豪ローマの目に留まり、シーズン終了後の夏に移籍を果たしている。ローマではUEFAヨーロッパカンファレンスリーグを制し、ウズベキスタン人として初めてUEFA主要大会で優勝をした選手となった。

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【了】

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