フットボールチャンネル

フォーカス 1か月前

このままだと飼い殺し…。現所属クラブに居場所がない選手10人。移籍するべき? 才能を発揮できない選手たち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

MF:カルバン・フィリップス(イングランド代表)

マンチェスター・シティのカルバン・フィリップス
【写真:Getty Images】

生年月日:1995年12月2日
所属クラブ:マンチェスター・シティ
23/24シーズン成績:12試合0 ゴール0アシスト



 リーズ・ユナイテッドのユースチームから14/15シーズンにトップチームへと昇格したカルバン・フィリップスは、16/17シーズンからレギュラーに定着すると、19/20シーズンにはクラブのプレミアリーグ昇格に貢献。展開力に優れた正確なパスや中盤でのボール奪取など攻守万能なボランチとしてイングランド代表にも選出され、トップクラスの中盤の1人となっていた。

 2022年夏にマンチェスター・シティへ4900万ユーロ(約78.4億円)の移籍金で加入し、メガクラブでの活躍が期待されていたが、フィリップスの転落はここから始まった。シーズン開幕早々に肩の怪我で長く戦列を離れると、復帰後もロドリとイルカイ・ギュンドアンを中心に構成される中盤の牙城を崩すことが出来なかった。

 今年の冬には出場機会を求めウェストハムへ期限付き移籍で加入したものの、リーグ戦ではわずか8試合の出場に留まるなど、状況を打破するまでには至らず。パフォーマンスレベルの低さから、サポーターの批判の対象になるだけだった。

 シティに復帰した今夏のプレシーズンマッチではセンターバックで起用されていたが、このポジションは充実しており、今季の戦力として考えられた起用でないことは明らかだ。移籍しなければ、選手としての成長は止まるだろう。

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10

KANZENからのお知らせ

scroll top
error: Content is protected !!