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フォーカス 1か月前

このままだと飼い殺し…。現所属クラブに居場所がない選手10人。移籍するべき? 才能を発揮できない選手たち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

DF:小林友希(日本)

セルティックの小林友希
【写真:Getty Images】

生年月日:2000年7月18日
所属クラブ:セルティック
23/24シーズン成績:出場なし



 小林友希の初の海外挑戦は前途多難な道のりとなっている。

 ヴィッセル神戸からキャリアをスタートさせた小林は、FC町田ゼルビアや横浜FCへの期限付き移籍を経た2021年にJリーグベストヤングプレーヤーにノミネートされている。翌シーズンはリーグ戦32試合に出場し、2022年末にセルティックへと移籍している。

 途中加入となった22/23シーズンのリーグ戦は2試合のみの出場に終わったが、上位6チームで行われるチャンピオンシップラウンドでは3試合に出場し、翌シーズンの活躍が期待された。しかし、小林加入当時のセルティック指揮官だったアンジェ・ポステコグルーがトッテナムの監督に就任し、代わりにブレンダン・ロジャーズ監督が指揮を執るようになると、小林の状況は一変する。23/24シーズンのリーグ戦は出場なしに終わり、ベンチ入りもわずか1試合と完全に構想外の状況となってしまった。

 スコットランドリーグはプレミアリーグなどよりも一足早く24/25シーズンの開幕を迎えているが、小林はいずれもベンチ入りすらしていない。このままだと、昨季同様にピッチに立つことすらままならないかもしれない。

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