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このままだと飼い殺し…。現所属クラブに居場所がない選手10人。移籍するべき? 才能を発揮できない選手たち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

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欧州主要リーグの開幕が近づいており、移籍市場の動きもより活発化している。しかし、その中には現所属クラブでの立場が厳しいと思われるにもかかわらず、新天地に赴くことができていない選手もいる。今回は、このままだと所属クラブにおいて“飼い殺し”状態となってしまいそうな選手を10人ピックアップして紹介する。(成績は『transfermarkt』参照)

FW:アンス・ファティ(スペイン代表)

バルセロナのアンスファティ
【写真:Getty Images】

生年月日:2002年10月31日
所属クラブ:バルセロナ
23/24シーズン成績:19試合2ゴール0アシスト


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「メッシの後継者」として将来を嘱望されたアンス・ファティだったが、怪我に悩まされるサッカー人生を歩んでいる。

 19/20シーズンに16歳の若さでバルセロナのトップチームデビューを果たしたファティは、このシーズンにリーグ戦7ゴールを記録する鮮烈な活躍を見せた。軽やかな身のこなしから生まれる突破力やシュートセンスは、たびたび若かりし頃のリオネル・メッシと比較され、21/22シーズンには10番を背負ってプレーした。しかし、その前年に負った左膝半月板損傷の代償は大きく、リーグ戦は10試合のみの出場と満足にプレーすることはできなかった。

 22/23シーズンは怪我も回復したが、出場した36試合の大半が途中出場と、数年前の姿からは大きくかけ離れたものとなり、昨夏には心機一転ブライトンへの期限付き移籍が決まった。しかし、ここでもふくらはぎの負傷などで戦列を離れることが多々あり、目立った活躍を残すことは出来ず。期限付き移籍から復帰し再起を図りたい今季も、7月中旬に右足を負傷し、アメリカ合衆国でのプレシーズンツアーに参加することはできなかった。

『The Athletic』はファティがハンジ・フリック監督の構想には入っていないとし、放出の可能性もあると報じている。何かを劇的に変えなければ、バルセロナで生き残ることは難しそうだ。

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