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ビトール・ロケにスポルティングCPが獲得に乗り出す？

　プリメイラ・リーガ（ポルトガル1部）のスポルティングCPが、バルセロナに所属するブラジル人FWビトール・ロケの獲得に乗り出しているようだ。スペインメディア『RELEVO』が、現地時間14日に報じている。ビトール・ロケの契約は、異例の長期に及ぶ2031年6月30日までとなっているが、今後の去就に関心が集まっている。

　19歳のビトール・ロケは、2024年1月にバルセロナに加入。クラブの将来を担う逸材として期待されていたが、23/24シーズンのラ・リーガでは、14試合出場で2ゴールのみに留まり、シャビ・エルナンデス前監督の信頼を勝ち取ることができなかった。また、ハンジ・フリック新監督の構想からも外れているものとみられ、今夏での売却の可能性が浮上している。

　同メディアは、「スポルティング、バルセロナとビトール・ロケ獲得交渉へ」という記事を掲載し、「いくつかのクラブがアトレチコ・パラナエンセから加入したロケに興味を示しているが、最も具体的なオファーはポルトガルからのものだ。スポルティングは、攻撃陣を強化するために、ロケを最優先のターゲットにし、バルセロナとの交渉を始めている」と伝えている。

　報道によれば、スポルティングは完全移籍での獲得を希望しており、両クラブ間で交渉を進めるために、様々な方法を模索しているようだ。ビトール・ロケには、エバートンも関心を示していると伝えられており、『RELEVO』は、今夏での退団の見込みが高いことを報じている。果たして、将来を嘱望されていたブラジル人アタッカーは、今夏にバルセロナを離れることになるのだろうか。