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ヨハン・バカヨコ争奪戦のライバルが後退。リバプールが移籍先の最有力候補に浮上

　夏の移籍期間が残り2週間となる中、リバプールがエールディヴィジのPSVアイントホーフェンに所属する21歳のベルギー代表FWヨハン・バカヨコの獲得に動いているようだ。獲得に成功すれば、移籍が噂されるエジプト代表FWモハメド・サラーの退団に備えることができると、英メディア『liverpool.com』が報じている。

　バカヨコはPSVの下部組織で育ち、2022年にトップチームへ昇格。昨季は公式戦48試合に出場し14得点14アシストを記録している。すでにエールディヴィジの2024/25シーズンは開幕しており、現地時間10日に行われた初戦のRKCヴァールヴァイク戦で早くもゴールを決めていた。そんな中、ひと足先にノッティンガム・フォレストが同選手の獲得に動いている。しかし、最初のオファーはPSVに拒否され、選手本人も優勝争いに加わることが出来るクラブを望んでいるため、移籍が実現する可能性は極めて低くなった。

　同メディアによると、ノッティンガムが移籍先候補から後退したことと、バカヨコに関心を示していたライプツィヒがノルウェー代表FWアントニオ・ヌサを獲得したことで、リバプールが移籍先の最有力候補に浮上したという。まだ具体的なオファーは提示していないが、同メディアは「リバプールはバカヨコに対し、長年関心を示してきたが、ついに実を結ぶかもしれない」とし、「契約が残り1年を切ったサラーの後継者として、長期的に期待できる選手と見られている」と報じた。ファビオ・カルヴァーリョなどを売却して資金を確保し、まだ補強ゼロであるため、移籍金の面では障害になるものは無いかもしれない。

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