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遠藤航も多くの日本人選手を擁するセルティックへ？

　旗手怜央や古橋亨梧、前田大然などを擁するスコットランド1部のセルティックが、リバプールに所属する日本代表MF遠藤航の獲得に動いているようだ。しかし、リバプール側が1500万ポンド（約28億5000万円）以上の移籍金を要求してくる可能性が高いため獲得は難しいと、スコットランド紙『セルティックスター』が報じている。

　リバプールは昨夏、ブライトンのエクアドル代表MFモイセス・カイセドの獲得を逃した後、シュトゥットガルトから移籍金1600万ポンドで遠藤を獲得。加入当初は過小評価を受けていたが、リバプール前監督のユルゲン・クロップ氏の起用に応え、フラム戦でゴールを決めた。その後はフル出場を果たす試合も増え、マンチェスター・シティ戦ではマンオブザマッチ（MOM）に選出されている。しかし、昨季終了後に監督が交代したことで、遠藤の移籍が噂されるようになった。ただし、最初にマルセイユから届いた1180万ポンド（約22億4000万円）のオファーは、リバプールが拒否している。

　そんな中、今度は多くの日本人選手を擁するセルティックが遠藤の獲得に動いているようだ。同紙はタイトルに「セルティックがリバプールの遠藤を監視」とつけ、「マルセイユはすでに同選手獲得のために大きなオファーを提示したが一度断られた。また、別のオファーを出して戻ってくると予想されているものの、今度はスコットランドのチャンピオンとの競争に直面することになるかもしれない」と報じている。とはいえ、セルティックにも大きな障害があり「ブレンダン・ロジャーズ監督は、遠藤を獲得すれば国内でもヨーロッパでもチームの戦力が飛躍的に向上すると考えているようだ。しかし、セルティックは完全移籍での獲得を躊躇している。その理由は、リバプールが1500万ポンドを超える移籍金を要求する可能性が高いためだ」と伝えている。それでも、同紙はセルティックが遠藤を獲得することに期待しており「遠藤はセルティックで大活躍できるかも。遠藤はスコットランド・プレミアシップで驚異的な活躍を見せ、チャンピオンズリーグに向けてチームを大幅に強化する可能性がある」との評価を下した。

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