9位:クリス・リチャーズ(アメリカ合衆国代表)
生年月日:2000年3月28日(24歳)
推定年俸:340.3万ユーロ(約5.4億万円)
23/24リーグ戦成績:26試合1得点1アシスト
クリスタル・パレスの年俸ランキング9位は、アメリカ合衆国代表のDFクリス・リチャーズで、推定年俸は340.3万ユーロ(約5.4億円)となっている。
リチャーズは、2018年にFCダラスからバイエルン・ミュンヘンに期限付き移籍で加入した。その後、完全移籍を果たすと、セカンドチームを経てトップチームに昇格したが、トップチームでは出場機会をほとんど得られなかった。それでも、2021年冬の移籍市場でホッフェンハイムに期限付き移籍で加入したリチャーズは、後半戦のリーグ戦で11試合に出場し評価を高め、2022年夏に移籍金1200万ユーロ(約19.2億円)でクリスタル・パレスに加入した。
2022/23シーズンは負傷離脱した時期もあってプレミアリーグの出場は9試合にとどまったが、2023/24シーズン途中から定位置を確保するとリーグ戦26試合に出場し、着実に存在感を増している。188cmの長身センターバック(CB)だが、空中戦だけでなく、地上戦にも優れた対応力を持っており、特に相手との間合いを詰める鋭い動きでボールを奪い取る動きが特徴的だ。
また、現代のセンターバックらしく、攻撃の組み立てに参加する足もとの技術があるため、新加入の鎌田大地との連係にも期待が持てる。精度の高いキックで一気に前線にパスを出す選択肢もあるだけに、対峙する相手にとっては的が絞りにくい厄介な存在と言えるだろう。