サッカー日本代表 最新ニュース
【写真:Getty Images】
中国が日本の困難に注目
カナダ、米国、メキシコで共催される2026年のワールドカップ・アジア最終予選の組み合わせ抽選の結果、中国は日本と同じC組に入った。中国メディア『捜狐』は現地時間13日に、レアル・ソシエダに所属するサッカー日本代表久保建英のある発言に注目していた。
通常より1270円お得に観るならDMM×DAZNホーダイ[PR]
久保は、フランスメディア『フランス・フットボール』のインタビューで、「昨シーズンの最初の試合で、ベンチだろうと考えていた。しかし、(イマノル・アルグアシル)監督が先発で起用してくれて、この試合唯一のゴールを決めた。ファンもチームメイトも、クラブも僕を信頼してくれていたので、彼らに恩返ししなければならないと感じた」と、絶対的な中軸としてプレーするクラブでは監督やサポーターから信頼を感じていることを強調していた。
一方で日本代表における自身の立場については、「人々やコーチングスタッフから、レアル・ソシエダほど信頼されていないように感じる」と、クラブと代表での違いについて言及している。
同メディアは、久保のこの発言を受けて、「チームの中心選手である久保に注目が集まった。 5,000万ユーロ(約80億円)の価値がある彼は、日本代表チームで最も高額な選手だ」と前置きした上で、「インタビューではレアル・ソシエダの初戦で先発出場のチャンスをつかみ、唯一のゴールでチームの勝利に貢献したことを明かし、チームからの信頼を示した。それに比べて、彼はソシエダのアルグアシル監督に比べて、日本代表のコーチングスタッフのサポートははるかに不十分だと率直に述べ、メンバー構成に不満を示した」と、伝えていた。
さらに、「この発言は単純ではあるが、ロッカールームで問題を引き起こす可能性がある」と指摘し、「久保建英は代表チームの35試合でわずか4ゴール、9アシストにとどまっているが、こうした統計も彼のパフォーマンスに疑問を投げかけている。同時に、日本チームの守備には危険が潜んでいる。例えば、伊藤洋輝は負傷により欠場している」と、久保や先日骨折の怪我を負ったバイエルン・ミュンヘン所属の伊藤についても言及していた。
そして、「日本代表チームは内紛を抱えており、中国の勝利への期待が高まる。」と題して、「さまざまな兆候は、そのような日本と対戦する中国代表チームが最初の試合で勝利し、歴史的な重荷を打ち破り、予選への希望の光を得るチャンスがあるかもしれないことを示している」と、久保の発言や主力の負傷離脱などが中国にとって有利に働き、W杯アジア最終予選で勝利できる可能性が高まっていると強調している。
【関連記事】サッカー日本代表、W杯アジア最終予選のキックオフ時間や放送予定は?
英国人が見たサッカー日本代表「3バックは…」「五輪に出られるかも(笑)」「三笘薫は少し不安になるかも…」
【順位表・組み合わせ】W杯アジア最終予選(3次予選)
【了】