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「トレードはうまくいかなかったが…」冨安健洋、まだボローニャ移籍の可能性あり!?「今夏どこかの時点で…」【海外の反応】

text by 編集部 photo by Getty Images

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アーセナルの冨安健洋
【写真:Getty Images】

冨安健洋、移籍市場があいている間にボローニャへ?

 アーセナルに所属する日本代表DF冨安健洋が、古巣のボローニャへ移籍するかもしれない。イタリア代表DFリッカルド・カラフィオーリの交渉において、冨安がトレード要員に含まれたこともあったと、スティーブ・ケイ記者が明かしている。英メディア『TBRフットボール』が報じた。



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 冨安は2021年8月にボローニャから1700万ポンド(約26億円)でアーセナルへ完全移籍した。序盤はフル出場を果たす試合が多かったものの、ふくらはぎを負傷して終盤は長期離脱した。翌年は怪我に悩まされ満足にプレーできなかったが、昨季は再びフル出場を果たす試合もあった。ウクライナ代表DFオレクサンドル・ジンチェンコなどと激しく左サイドバックのポジションを争い、シーズン終盤にはポジションを勝ち取って4戦連続でフル出場を果たしている。冨安の評価が高まっっていたが、再び怪我したことでプレシーズンマッチを欠場し、シーズン開幕に出遅れる見通しとなった。

 そんな中、アーセナルはボローニャに所属するカラフィオーリの獲得に動き、移籍金に加えて冨安を譲渡する交渉もあったという。ケイ記者は「アーセナルがカラフィオーリに関する交渉をしていた時、実際に冨安がボローニャに戻る可能性について話し合われていた。彼らは似たような選手だからだ。私が聞いたところによると、アーセナルは実際にオファーしたが、ボローニャはバーゼルにアーセナルが支払った金額の半額を支払う必要があったため、交換取引で選手を連れてくるのは意味がなかった」と答え、カラフィオーリの前所属クラブであるバーゼルに対し、将来的な移籍金の50%を支払うという契約を結んでいたことによって、最終的に冨安のトレードではなく、4200万ポンド(約79億8000万円)の移籍金で交渉が成立したと明かしている。

 ただし、冨安のトレードは実現しなかったが、まだ、冨安がボローニャに移籍する可能性は残っているようだ。同メディアは「イタリアのクラブは今夏カラフィオーリとジョシュア・ザークツィーの両選手を売却したため資金が潤沢にあり、ケイ記者が言うように、冨安はカラフィオーリの同等の代役となる。選手がすでにボローニャとその地域をよく知っていることを考えると、冨安を移籍に同意させることはそれほど難しくないかもしれない。提案された冨安とカラフィオーリのトレードは今夏うまくいかなかったが、この日本代表選手が今夏のどこかの時点でセリエAに復帰しても驚かない。この移籍は非常に理にかなっているため、このディフェンダーはいずれボローニャに戻ってくる可能性もある」と報じている。

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【了】

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