5位:アルバロ・オドリオソラ(元スペイン代表)
生年月日:1995年12月14日
23/24リーグ戦成績:9試合0ゴール0アシスト
推定年俸:270万ユーロ(約4.3億円)
2000年代以降、カンテラ(下部組織)での選手育成に力を入れてきたレアル・ソシエダは着実に成果をあげていると言って良いだろう。現在のチームにはミケル・オヤルサバルやマルティン・スビメンディ、イゴール・スベルディアなど各ポジションにカンテラ出身選手が名を連ね、ハイクオリティかつクラブ愛に溢れた陣容が完成している。
アルバロ・オドリオソラもその1人だ。同選手はラ・レアルのカンテラで育ち、2017年にトップチームデビュー。すぐに高い評価を得て、右サイドバック(SB)の定位置を確保した。2018年にはFIFAワールドカップロシアのスペイン代表メンバーに招集され、夏にはレアル・マドリードにステップアップを果たすというトントン拍子のプロキャリアを歩んでいる。
しかし、世界屈指の選手たちが揃うレアル・マドリードでスタメンに定着することはできず、昨夏の移籍市場で古巣に完全移籍で復帰することになった。ラ・レアルでの推定年俸は270万ユーロ(約4.3億円)とされている。
満を持して臨んだ昨季だったが、オドリオソラにとっては不完全燃焼で終えることになってしまった。ハムストリングなどの怪我に苦しみ、負傷離脱を繰り返したことでほとんどの試合でベンチを温めることに。最終的に公式戦15試合の出場に留まり、その合計出場時間はわずか721分だった。そんな苦しい時間を過ごしたからこそ、今季に臨むオドリオソラの気持ちは人一倍強いはずだ。