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若くして才能を披露して高く評価された選手が、そのままスター選手として活躍し続ける保証はない。怪我やプレッシャーに苦しみコンディションを落とす選手がいれば、ピッチ外での問題で活躍の場を失っていく選手も多い。今回は大きな期待を背負いながらも、大舞台から姿を消したアーセナル所属経験のある選手たちを紹介する。
MF:ヘンリ・ランズベリー(イングランド)
【写真:Getty Images】
生年月日:1990年10月12日
アーセナル通算成績:8試合1得点0アシスト
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8歳からアーセナルの下部組織でプレーしたヘンリ・ランズベリーは同年代のジャック・ウィルシャーやアーロン・ラムジーとともにクラブの将来を渇望された選手の一人だった。
17歳でトップチームデビューを飾ったランズベリーは、アーセン・ヴェンゲル監督からも「ビッグプレイヤーになる」と太鼓判を押されていた。その期待に応えるように、ワトフォードやノリッジなどの武者修行先で中心選手として活躍していたが、ウィルシャーやラムジーら同年代の選手とポジションが被ったことで、トップチームに居場所を見つけることができず。わずか8試合の出場でアーセナルを去った。
その後のランズベリーのキャリアで中心となったのがチャンピオンシップ(イングランド2部)だ。それでも2017年冬にアストン・ヴィラへと引き抜かれると、2019/20シーズンに自身8年ぶりとなるプレミアリーグへと昇格を果たした。
シーズン初出場となったクリスタル・パレスとの第4節で試合終了間際にゴールネットを揺らした。ところが、この試合を最後にアストン・ヴィラ戦のレフェリングから外れることになるケビン・フレンドの大誤審によって得点が認められず、ランズベリーのプレミアリーグ初ゴールは幻となった。
その後は怪我に苦しみながらもブリストル・シティとルートン・タウンに在籍し、2022/23シーズンを最後に32歳の若さで現役引退。現在はコロナ禍に目覚めたガーデニングから発展して芝生を開発する会社を起業し、順調なセカンドキャリアを歩み始めている。
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