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スビメンディのリバプール移籍は破談に…
日本代表MF遠藤航が所属するリバプールは、レアル・ソシエダのMFマルティン・スビメンディの獲得失敗が伝えられている。今夏の移籍市場でいまだ1人も選手を獲得していない同クラブの一部のファンは、怒り心頭のようだ。イギリスメディア『Mirror』が現地時間12日に伝えた。
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バスクの地で絶対的な地位を築いているスビメンディ。リバプールのファンにとって、彼の姿は、同じ“ソシエダ産”でリバプールのレジェンドとなったプレーメーカー、シャビ・アロンソの姿とも重ねられ、加入に大きな期待が寄せられていた。それだけに、同メディアによれば、「なぜリバプールを拒否できる?」「彼は平均的な選手のままでいいんだよ」「ワールドクラスのキャリアを歩む熱意が全くない」と、残留を決意したスペイン代表MFに対して失望の声が多数挙がっている。
一方、アルネ・スロット新監督を迎え、チームの刷新が至上命令だったリバプール。補強の遅れが目立ち、気鋭の25歳MFの獲得にも失敗した新スポーツディレクター(SD)のリチャード・ヒューズにも怒りの矛先が向けられている。あるファンは、「サインをするために8月まで待って、何週間も彼を追いかけて結局逃すなんて、最悪のスタートじゃないか」「ヒューズ、ここはボーンマスじゃない。何としても守備的MFを連れてこなければならないぞ」と、ヒューズSDの前所属クラブの名前を出しながら批判している。
しかし、スロット監督は、「『これは最高の守備的MFだ!』と喜ぶのは良いが、ほかの2人のMFとよいコンビネーションができない可能性だってある。今はまだ、自分たちにとってベストな布陣がどれなのかを見極めている状況だ」とコメント。現有戦力の組み合わせを模索しており、外部からの選手獲得を急いではいない状況だと強調している。移籍市場が残り3週間を切りながらも、一向に強化が進まないリバプール。果たして、ヒューズSDは、サポーターの苛立ちを鎮められる補強を成し遂げることができるのだろうか。
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