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遠藤航、ラス・パルマス戦の評価は分かれているが…

　リバプールに所属する日本代表MF遠藤航がプレシーズンマッチのラス・パルマス戦に出場した。その試合の活躍を受けて、遠藤が自分自身を証明しようと決意しているとの見解を、英メディア『エンパイア・オブ・ザ・コップ』が示している。

　遠藤は昨季、シュトゥットガルトから1600万ポンドでリバプールに加入すると、過小評価を受けながらもフラム戦でゴールを決めた。その後はフル出場を果たす試合も増え、マンチェスター・シティ戦ではマンオブザマッチ（MOM）に選出されている。しかし、昨季終了後に監督が交代したことで、遠藤に移籍の可能性が浮上した。

　そんな中、遠藤はプレシーズンマッチのラス・パルマス戦でフル出場を果たしている。厳しい評価を下したメディアもあるが、同メディアに関しては「レアル・ベティス戦では完全には納得のいくプレーができなかったが、ラス・パルマスとの対戦では、傑出した瞬間を演出した。遠藤はゴールから30ヤードの位置で完璧なタイミングでタックルしてボールを奪い、後半にダルウィン・ヌニェスにチャンスをもたらしている。31歳の遠藤が獲得した2つのタックルのうちの1つであり、さらに4つのデュエルに勝利。2つのキーパスを出し、66回のパスのうち62回を成功させ（成功率94％）、大幅に向上したパフォーマンスを披露した」と高評価した。

　この活躍を踏まえ、同メディアは「リバプールでの将来について憶測が飛び交う中、遠藤はアンフィールドで依然として重要な貢献ができることを証明しようと決意しているようだ」とし、「現在の背番号3の遠藤は、来シーズンもリバプールに大きく貢献できることを示した」との見解を示している。

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