DF:セルヒオ・ラモス(元スペイン代表)
【写真:Getty Images】
生年月日:1986年3月30日
前所属:セビージャ
23/24リーグ成績:28試合3得点0アシスト
セルヒオ・ラモスのセビージャ帰還は、昨夏の移籍市場での最大のサプライズの一つだった。リーグ戦で28試合に出場するなど、1シーズンを通して主力を務めたが、今夏での退団が決定。パリ・サンジェルマンを退団した昨夏に続いて無所属となった。
現在フリーの選手の中ではスペイン代表史上最多キャップを誇る38歳のDFの実績は随一だろう。レアル・マドリードでは通算671試合に出場し、イケル・カシージャス退団後は主将を務めると、4度のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)制覇をはじめ、22のタイトル獲得に貢献した。
セルヒオ・ラオスは現在38歳と大ベテランと呼ばれる年齢に差し掛かっているが、近年は大きな怪我もない。昨季はCLでも印象的なパフォーマンスを披露しており、自らが健在であることを証明するには十分な活躍を披露していた。
そんなセルヒオ・ラオスに対してはサウジアラビアのクラブが獲得に興味を示しているそうだ。スペインメディア『ESTADIODEPORTIVO』によると、すでにサウジアラビアの複数のクラブが彼の代理人と交渉を行っているそうだ。仮にサウジアラビアのクラブへと移籍することになれば、かつての盟友クリスティアーノ・ロナウドとの共闘、もしくはマッチアップに大きな注目が集まるはずだ。