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日本と韓国はどっちが上? アジア人の歴代移籍金ランキング1〜10位。トップに立ったのは?

シリーズ:移籍金ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

3位:ソン・フンミン(韓国代表)

トッテナムに所属する韓国代表FWソン・フンミン
【写真:Getty Images】

生年月日:1992年7月8日
移籍先:レバークーゼン(ドイツ)→トッテナム(イングランド)
移籍金:3000万ユーロ(約48億円)



 アジア人選手の価値向上という点において、ソン・フンミンの貢献度は凄まじいものがあるだろう。歴代移籍金ランキングでは3位にランクインしている。

 これほどゴールを約束してくれる男は、世界中を見渡してもそう多くはない。爆発的なスピード、抜群のポジショニング、圧倒的な決定力――。点取り屋として必要とされる要素を、ソン・フンミンはすべて持っていると言える。

 2015年8月、すでにレバークーゼンで眩い輝きを放っていたソン・フンミンを獲得するため、トッテナムは3000万ユーロ(約48億円)もの移籍金をつぎ込んだ。5年契約と共に背番号「7」を与えたことからも、トッテナムがいかに大きな期待を寄せていたかが分かる。

 加入からおよそ9年の月日が経った今、「トッテナムのエースは?」と質問されれば、大抵のサッカーファンはソン・フンミンの名前を挙げるだろう。質問内容を「プレミアリーグを代表するFWは?」に変えても、同じ回答をするファンは決して少なくないはずだ。2021/22シーズンには、アジア人史上初となるプレミアリーグ得点王を獲得。キャプテンとしてもトッテナムをけん引するソン・フンミンは、積み重ねた結果でアジア人選手の地位を高みへと押し上げた。

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