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日本と韓国はどっちが上? アジア人の歴代移籍金ランキング1〜10位。トップに立ったのは?

シリーズ:移籍金ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

6位:アリレザ・ジャハンバフシュ(イラン代表)

ブライトン時代のアリレザ・ジャハンバフシュ
【写真:Getty Images】

生年月日:1993年8月11日
移籍先:AZ(オランダ)→ブライトン(イングランド)
移籍金:2250万ユーロ(約36億円)



 欧州で長くキャリアを築いてきたアリレザ・ジャハンバフシュも、アジア人選手の価値を引き上げてきた功労者の1人だろう。歴代移籍金ランキングでは6位にランクインしている。

 ジャハンバフシュにとって、欧州での旅路は2013年7月に母国イランのクラブであるダーマーシュからオランダのNECナイメヘン(以下NEC)に完全移籍したところから始まった。この時の移籍金はわずか25万ユーロ(約4000万円)。だが、NECでの活躍が評価されて2015年8月にAZへ加入した際には、移籍金は180万ユーロ(約2.9億円)に上昇していた。

 ジャハンバフシュの快進撃は続く。AZでレギュラーとして活躍すると、2018年7月にはブライトンと5年契約。当時、ブライトンのクラブ公式サイトは、ジャハンバフシュ獲得にかかった移籍金2250万ユーロ(約36億円)がクラブレコードとなったことを発表している。

 残念ながら、ジャハンバフシュはブライトンで思うような結果を残すことができなかったが、2021年7月に加入したフェイエノールトで“復活”。在籍3シーズンで公式戦106試合に出場して17得点16アシストをマークした。19歳で母国を離れた男は、オランダの地でアジアを代表する選手としての地位を確立してみせた。

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