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欧州各国リーグは、2024/25シーズンに向けた準備を始めている時期で、今夏も様々な移籍市場の動きがある。今回は、歴代の日本人選手の中で、その移籍金が高額だった選手をランキング形式で紹介する。※移籍金や市場価値、スタッツは『Transfermarkt』を参照。順位が並んだ場合は同サイトの表示順位に準拠。
2位:中田英寿(なかた・ひでとし)
【写真:Getty Images】
生年月日:1977年1月22日
移籍先:ローマ→パルマ(イタリア)
移籍日:2001年7月5日
移籍金:2840万ユーロ(約45.4億円)
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歴代日本人移籍金ランキング2位に入ったのは、中田英寿だ。トップ5に2度登場する唯一の選手となっている。
中田は1998年にペルージャでヨーロッパでのキャリアを始め、イタリアで衝撃的なデビューを飾り、2000年にローマへ移籍した。ローマではフランチェスコ・トッティという強力なライバルがいたため常時レギュラーというわけにはいかなかったものの、1982/83シーズン以来となるローマのセリエA優勝に貢献するなどした活躍が評価されて、2001年夏にパルマへ移籍した。このときの移籍金が2840万ユーロ(約45.4億円)とされている。
パルマで10番の背番号を背負った中田は、2001/02シーズンのセリエAで1得点と振るわなかった。自身の獲得を熱望したエンツォ・ウリビエリ監督が10月末で退任となったことも良い方向には働かず、チームはリーグ戦を10位で終えるという低迷ぶりだった。
それでも、中田はイタリア杯決勝のユベントス戦でインパクトを残した。この決勝は2試合合計スコアが2−2だったが、中田のファーストレグでの得点がアウェイゴールだったため、これが決勝点となり、パルマが優勝を果たしている。
パルマでの2シーズン目からは右ウイングでの起用も増えて、ペルージャ時代やローマ時代ほどの活躍はできずに終わったが、世界最強リーグと言われた時代のセリエAで大きな存在感を放った日本人選手であることは間違いない。
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