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2024シーズンの明治安田J1リーグは折り返し地点を過ぎた。首位を走る町田ゼルビアのFWオ・セフンなど、今季も外国人選手たちが印象的な活躍を残している。しかしながら、中には高い期待に応えられず、チームに貢献できていない外国人選手も存在する。今回は、今季のJ1リーグ前半戦でインパクトを残せなかった助っ人外国人選手たちを紹介する。(情報は7月4日時点の『transfermarkt』参照)
FW:イッサム・ジェバリ(チュニジア代表)
【写真:Getty Images】
生年月日:1991年12月25日(32歳)
所属クラブ:ガンバ大阪
リーグ前半戦成績:9試合0ゴール1アシスト
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今季前半戦を3位で終えたガンバ大阪の強みは、J1最強クラスの守備にある。前半戦19試合では最も失点数が少ないチームとなり、これがチームを上位に押し上げたと言っても過言ではないだろう。
しかしながら、攻撃は後半戦に向けた課題だ。第21節終了時点でトップ5のチームは軒並み30得点ほどゴールを奪っているが、G大阪の得点数は22。得点力不足に苦しんでおり、攻撃陣の奮起が求められる数字となった。
その中でも、チュニジア代表FWイッサム・ジェバリには後半戦で挽回が求められる。今季はここまで11試合に出場しているが、いまだノーゴール。昨季リーグ戦29試合で5ゴール3アシストを記録し、不調のチームを救った助っ人アタッカーが苦しんでいる。今季は途中出場がメインとなり、ここまでリーグ戦の先発は2試合にとどまっている状況だ。
原因として考えられるのが、ジェバリの運動量の低さ。先発起用されることが多い前線のライバルたちと比較すると、機動力が劣っていると言わざるを得ない。前線の選手にも献身的な守備が求められる中で、ベテランの域に差し掛かったジェバリは強度の高いプレスを維持することができないのだ。プレースタイルとチームのカラーがマッチしていないことが出場機会を減らした理由ではないだろうか。
一方で、ジェバリのボールキープ、ボディコントロールには目を見張るものがあるのも事実だ。簡単にボールを奪われないため、前線で攻撃の組み立てを担わせるとその真価を発揮する。チーム状況を考えると序列をひっくり返して先発することは難しいかもしれないが、スーパーサブとして得点力不足を救うカギになるはずだ。
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